家づくりでも価値観は大事でしょ?

オウチの学校代表の澤村です。今回は 家族会議に必要な7つのポイントその ④自分たちの理想についてです。

まず大前提として、この話題に触れるときは、お互いの意見や考えを否定しないように気を付けてくださいね!

リラックスした環境で、とりあえず箇条書きで構わないので理想や希望をドンドン書き出していきましょう。

実際に打合せが始まると住宅会社さんからの提案や気持ちの変化などもありますので、あまり神経質になって書き出す必要はありません。

この家族会議で大切なのは夫婦(家族)の方向性をしっかり確認しておくということです。

例えば今回のテーマでは建物を二階建てにするのか、平屋にするのか?

和風にするのか、洋風にするのか?

庭やガレージは必須なのか?

など、家づくりを進めていくうえで初歩的なところになるので、家づくりについての大まかな方向性の確認をしておきましょうね。細かいところは、設計士さんに相談することで解消出来たり、予算の都合上諦めなければならないこともありますので、その都度バランスを見極めながら進めていきましょう。

また、最近ではインテリアや外観、間取りなど、Instagramやピンタレストなどで理想のスタイルを検索される方が増えました。

多くの会社では参考資料として、上手く取り入れてくれるため、出来上がりのイメージがしやすく、トラブルになり難いというメリットもあります。画像検索で気になったものはスクショしたり、保存しておくことで、後々の打合せの際に有効です。

ただし、ここで住宅会社の選択を間違ってしまうと大変残念な結果になってしまいます。

恋話に例えるなら「価値観の違い」です。この価値観があわなければせっかく建てたマイホームの喜びよりも多額の住宅ローンを抱えたことに悩まされることになってしまいます。

※詳しくは以前「家づくりには相性がある!」というお話をしていますのでご参考ください。

もし自分たち憧れるような理想があって「こだわりを持って家づくりをしたい!」「自分たちらしい家づくりをしたい!」と思っている方がいらっしゃれば、値段が安いからと言ってローコスト住宅の会社で家を建てることはおススメできませんし、建売ばかりをしている会社にカリフォルニアスタイルの家を建ててもらうこともあまりおススメはできません。

家族のために家を建てることと、自分たちらしいライフスタイルを追求することは全くの別物なのです。

住宅会社は予算で選ぶことも重要ですが「価値観の合わない会社」を見極めておくことも失敗しない家づくりの一つです。

弊社では皆さんの想いに寄り添う素敵な住宅会社さんのご紹介可能ですのでご相談ください。

澤村知範

この記事を書いた人

澤村知範
オウチの学校代表

これまでの多くの住宅取材経験と自らが建築に関わってきたスキルの集大成として、家づくりの成功メソッド「オウチの学校」を設立。