次はしない!トイレ・洗面の失敗事例!
トイレ・洗面の失敗事例についてまとめています。失敗しない為には他の人の失敗を繰り返さないことが大切です。
今回はトイレと洗面に絞って事例を集めています。失敗しないためのコツも記載しているので、新築をお考えの方はぜひ参考にしてください。
今回はみんなの「トイレ・洗面の失敗事例」について、解説をしていきます。
実際に使い始めてから分かる「後悔」を参考に皆様の失敗しない家づくりにつなげてください。
トイレ ~本体編~
タンクレストイレを選ばず後悔…実はそんなに値段が変わらない!?
高いイメージがあるので標準仕様の中にあるタンク付きトイレを選んでしまいがちですが、最近はタンクレストイレの中にも手ごろな価格のトイレがあります。
出典:左 パナソニックHP S160 右 TOTOHP ピュアレストEX
タンクレスにするだけでトイレルームはいっきにシンプルになるので、デザイン性も掃除性もアップします。
「これくらいの価格差だったらタンクレスに…」と後悔しないように、事前に価格差は押さえておきましょう。
温水便座の機能をまったく気にしないで選んでしまった!
意外と知られていないですが、温水便座には細かく機能が分かれています。
ご家庭によっては細かい設定がしたいご家庭もあるので、事前にどんな機能があるか知っておくのは重要です。
選ばずに後悔することの多い機能として下記のものがあります。
・便座オート開閉
・自動排水
・瞬間暖房便座(瞬間温水)
・脱臭
・プレ洗浄、自動お掃除機能
とくに瞬間暖房便座(瞬間温水)は省エネなだけでなく、使う人に合わせて調整がしやすいので、家族で好みが違う場合などは重宝します。
トイレ ~手洗い編~
トイレ手洗いはボールが小さすぎて、子供が使うと水浸し…
トイレについている手洗いはタンクについているものも、別に設けるものもボールが小さいです。
大人はいいですが、子供となるとトイレが汚れる大きな原因になります。
最近はトイレルームを出てすぐに洗面を設けることで、洗面とトイレ手洗いを兼用するパターンが増えています。
コチラのほうが大きいボールが用意できて子供も洗いやすいので、まわりの水ハネも少なくなります。
タンクレストイレにすると、タンクの手洗いが無くなるので実は増額幅が大きかった!
タンクレスにした場合、手洗いがトイレ本体とは別に必要になるので、本体の差額以上に増額になることがあります。
せっかく悩んで決めたオプションでも、計算がくるってしまう可能性があるので、タンクレスとタンク付きを悩む際には手洗いも含んだ差額で検討できているか?を確認しながら進めましょう。
トイレ ~トイレルーム編~
トイレルームの換気扇の位置がいろいろ後悔…
トイレの換気扇の位置は住宅会社にお任せで細かく気にしないという方が多いですが、実は建ってから後悔する人が多い箇所でもあります。
まずは掃除ができずに後悔する人が多いです。
トイレには椅子や脚立などを置くスペースがほとんどありません。
なので自分の身長以上に高い位置に換気扇があるとその後の掃除がかなり大変で、不安定なトイレの上に立って便座を破損するということもあります。
細かいところですが「手が届くか?」で、まずは換気扇の位置を押さえましょう。
次にアクセントクロスとのバランスです。
最近はトイレにもインテリア性を求めることが多く、アクセントクロスも多く使われています。
このアクセントクロスの面に換気扇がくると、せっかくのインテリアが不細工になりがちです。
換気扇カバーは白がほとんどなので、基本的にアクセントクロスに合わせると浮いてしまいます。
洗面 ~水栓編~
自動水栓は選べる洗面が限られるので、契約後にシリーズ変更で大幅増額に!
予想外の増額に驚くのが、水回りのシリーズ変更です。
とくに洗面で自動水栓を選びたい場合は、選べるシリーズが限られているのでシリーズ変更になる可能性大です。
自動水栓を検討している場合は、なるべく契約前に対応可能なシリーズとその見積金額を確認しておき、他のオプションとのバランスを取れるようにしておきましょう。
洗面 ~納まり編~
脱衣と洗面室を分ける場合は少し厚く壁を作らないとおさまりがかっこ悪い!
最近は洗面と脱衣を分けることで、誰かが入浴中にも洗面が使えるように配慮された間取りが増えてきました。
こういう時に1畳ほどの洗面室を作ることが多いのですが、実はこの幅にちょうどよく納まる既製品の洗面はありません。
既製品は各社75cm幅になっているので、どうしても両側1.5cm隙間が空いてしまいます。
こうした隙間は「コーキング」と呼ばれる白いゴムで埋められますが、さすがに1.5cmの厚さでゴムを打たれるとかっこ悪いです。
筆者のおすすめですが、両側に汚れ防止用のキッチンボード(3㎜)を入れるとキレイに隙間が埋まって納まります。
洗面 ~本体編~
二人並びができる幅にすればよかった
朝の準備の時間が重なる時にも、洗面で二人並ぶ幅を取れるとタイミングが重なっても使いやすくなります。
ボールが二つある必要はありませんが、カウンターを伸ばせるタイプを選ぶことで手ごろな値段で実現できます。
造作洗面にすればよかった
最近はインスタグラムなどでも、既製品の洗面とは一味違った「造作洗面」を選ぶ事例が増えてきました。
値段は既製品の洗面よりも高くなりがちですが、フロートタイプなど既製品には少ない形や、オリジナルの塗装やタイルを選べる楽しさがあります。
お金を掛けずに造作っぽくできる方法があったなんて!
造作洗面までお金を掛けずとも、造作っぽくできる洗面が既製品であります。
それがウッドワンの「無垢の木の洗面台」シリーズです。
出典:WOODONE 無垢の木の洗面台
既製品で価格を抑えながらも、無垢の木を使った上質な仕上がりになっています。
洗面 ~洗面室編~
洗面の周りはクロスではなく、水に強いキッチンパネルにすれば良かった
洗面周りは水に強いキッチンパネルがおすすめです。
使い始めて数年たってくると気になるのが、洗面周りのクロスが汚れてくることです。
クロスは一度カビてしまうと汚れを落とすことが難しく、後悔する人が多い部分です。
そこでキッチンパネルを使うことでそもそも汚れづらくなりますし、汚れても落とすことができます。
洗面の周りはクロスではなく、水に強いキッチンパネルにすれば良かった
浴室のバス乾燥機で室内物干しをする人は多いと思いますが「そこだけだとちょっと足りない」ということが、住み始めてからは多々あります。
そんな時に活躍するのが室内物干しです。
川口技研のホスクリーンやパナソニックのホシ姫サマなど、使わないときにはしまっておけるものもあるので、
あっても邪魔になることは少ないでしょう。
室内物干しをつける時には壁の裏に下地が必要なので、新築時から計画することが大切です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はトイレ・洗面の失敗例についてまとめました。
ぜひ今回の記事を参考にして、失敗しない家づくりに役立ててください。