住宅会社の選び方①

こんにちは!オウチの学校代表の澤村です。

家づくりを始めてみると住宅会社」の多さにビックリ⁉される方も多いのではないでしょうか?  

週末のチラシを見てみると、いろんな会社のモデルハウス情報や完成見学会の広告が掲載されており、家づくりを始めてすぐは何を基準に選べばよいのか?も分からず、とにかく気になる物件を見て回っているという方も多いようです。

 

そんなとき弊社でもよく話題になる「ハウスメーカー」「ビルダー」「工務店」の違いについてお話したいと思います。

まず、前提としてお伝えしたいことは、この呼称については法律などで明確な基準が定められているというものではありませんので予めご了承ください。それぞれの会社によっての解釈も異なると思いますので、あくまでも弊社としての簡単な解釈でご説明します。またこのサイト内では「ハウスメーカー」「ビルダー」「工務店」のことを総称して「住宅会社」と呼んでいます。

 

まず

ハウスメーカー

高い知名度と年間販売棟数数百~数千棟の実績を持ち、全国へ拠点があり、住宅展示場などへ出展している場合が多い。デザイン性、機能性などの高い品質がウリで各社独自の工法や工場を持っており、一般的には富裕層をターゲットとしている。

 

ビルダー

あまり馴染みのない言葉ですが、定義としては「地元の住宅会社」という解釈で良いと思います。「ビルダー」の位置づけとして年間販売棟数が20棟以上という定義を設けている業界団体もあります。営業力もあり、規模の大きなビルダーになると県を跨いで数百~1,000棟を超えるパワービルダーと呼ばれる会社もあります。熊本は全国でも珍しく、このビルダー同士の競合が激しい地域でもあります。

 

工務店

親方(社長)を筆頭に職人を中心とした地元密着型の住宅会社というイメージが強いかと思います。年間販売棟数としては数棟~30棟未満ぐらいが一つの基準として考えてよいと思います。特色としては設計の自由度が高く、規格をあまり持たず、価格帯もハウスメーカーやビルダーよりも低価格の場合が多いです。

最近ではフランチャイズに加盟されるところも増え、システム化されており、ビルダーとの境界も分かり辛くなりました。

それぞれにメリットデメリットがあるため、特色をしっかり理解したうえでお願いするようにしましょう!

次回はそれぞれのメリットデメリットについてお話します。

 

住宅会社の選び方②はコチラ

※ちなみにオウチの学校では地域に貢献したいという想いから「ビルダー」と「工務店」を中心にご紹介をしております。

澤村知範

この記事を書いた人

澤村知範
オウチの学校代表

これまでの多くの住宅取材経験と自らが建築に関わってきたスキルの集大成として、家づくりの成功メソッド「オウチの学校」を設立。